掲載 2002年5月31日
ソーラーネット事務局 〒355−0316埼玉県比企郡小川町大字角山208−2 電話:0493−71−1102 FAX:0493-71−1104 E-mail:tt8k−skri@asahi-net.or.jp
手作り太陽光発電をインドネシアの未電化地域へ
●趣旨太陽光発電の里親になってください 今から7年前、日本からインドネシアヘ原発が輸出されようとしていた時、日本のNGO、ソーラーネットとインドネシアのNGO、CREDA-GENI(グニ再生可能エネルギー普及開発センター、以下グニ)は、原発に代わるもっと自然にやさしく、かつ手作りで小規模な発電はできないものかと考え、協力して、「自分たちで管理・手作りする太陽光発電システム」の研究を始めました。 現在ではソーラーネットの技術と日本からの資金支援のもとに、グニが活動の中心となってインドネシアの未電化地域(電気を必要とする小さな村など)にそれらの設置・普及活動をしています。今までに南スラウェシやイリヤンジャヤ等の電気の届かない地域の80世帯に明かりを届け、地元の技術者を育てながら、村人と共に設置してきました。しかし、まだ、6000万人が電気と接していないと言われる同国では、80世帯という数字はあまりに少なすぎます。また、設置するのにインドネシアの人々にとっては、まだシステムがかなり高額であるという壁もあります。 そこで今回、さらに活動を広げる目的として「里親キャンペーン」を行なうとにしました。これは一口一万円の募金により、小さな村の各家々に設置する太陽光発電の里親になって頂く仕組みです。 1セット設置するのに約10万円必要なので、10口の幕金により1セット設置できます。お一人、何ロでも結構です。グループや法人の方の御協力も大歓迎です。 里親になって頂いた方には、システムを設置した家の写真と、「里子」からの一文を添えた証書、ならびに村の様子を知らせるニュースレターが届けられます。 自分の寄付したお金が「どこの、誰の、家に、明かりを届けられたか」が分かったらどんなに素敵なことでしょう。また、その彼らの喜んでいる写真や、お礼の手紙が送られてきたら、とても喜ばしいことだと思います。 これは個人と個人が直接手を結び合える募金なのです。是非、あなたのご協力で、インドネシアで電気(明かり)を必要としている人たちに、私たちの作り上げたシステムを設置する手助けをしてください。 21世紀、このような「親子関係」があってもいいのではないでしょうか。 ●手作り太陽光発電とは・・・ 出力約 50W の「手作りソーラーパネル」で発生した電気を「手作り充放電コントローラ」で制御しながら、いったんバッテリーに蓄え、それから「手作り蛍光灯点灯インパー夕ーにて10W 蛍光灯3本を灯すものです。 バッテリー以外、ほとんど「手作り」です。 「里親キャンペーン」は次のとおりお申し込みを受け付けています。 ●募金方法 (何口でも可能です。) ひと口 10,000円 振込み先(郵便振替) ■口座番号:00110-7-37877 ■口座名義:里親キヤンペーン 〔払込取扱票のご記入方法〕 以下の必要事項を正確にご記入のうえお申し込みください。 1.郵便番号 2.住所 3.氏名 4.電話番号 5.電子メールアドレス(お持ちの方のみ) 6.申し込み口数
●キャンペーンに募金をしてくれたAさんは・・・ 「我が国では、インドネシアから石油や天然ガスを輸入している。省エネや節電をして捻出したお金を届けたい。世界市民共同発電所ですかね、これは。どこに自分のお金がいったのか、顔の見える関係というのも素敵ですね。 ●手作り太陽光発電システムを取り入れた家庭や村では小さいながらもホームビジネスが始まったり、夜間学校を始めたところもあります。自分たちで管理できる小さな電気を地元の人々は、首を長くして待っています。 ● 連絡先 ソーラーネット事務局 住所:〒355-0316 埼玉県比企郡小川町大字角山208−2 電話: 0493-71-1102 FAX: 0493-71-1104 E-mail: tt8k-skri@asahi-net.or.jp [手作り太陽電池〕出版の案内もあります⇒ http://solar_net.tripod.co.jp/ |